
「遅い」とか「重たい」とかいうアレですね (´・ω・`)
FC2の個人ブログの トップページ は大別して2種あります。
- 全文表示タイプ
- 要約表示タイプ
これ私がこんな風にいつも表現していますが、FC2ブログで正式名称があるかどうかはわかりません。
web一般での表現です。
全文表示というのはこんな ↓
要約表示というのはこんな ↓
見た目も大きく違いますが、特徴も比例して全く異なります。
多くの方が「見慣れた」レイアウトというのは前者の 全文表示 ではないでしょうか。
記事本文がそのままトップページにも掲載されるタイプです。
記事内で使用したhtmlタグもそのままの形で残ります。
一方 要約表示 の方は、記事本文から最大200文字までのテキスト抽出。
その際、使用htmlは全て取り除かれます。
ちょっとねー、このご時世 全文表示は厳しいんじゃないか と個人的に思います。
なんでか、ってのを綴る記事でございまー (o'ω')ノ
トップページの話しですよ!
というのを念頭にどうぞ。
場合によってはクッソ重たい
「重たい」というのは「ローディング時の負荷が高い」という意味だと思ってください。
どうもですね、イメージ的に要約表示よりも全文表示の方が「軽い」という勘違いをしている方が多いように思います。
なんでかというと
- 見慣れたレイアウト
- CSSが凝ってない(ものがかつては多かった)
昔ながらのデザインというのは、固定幅でJSなんかもさほど利用されておらず、エフェクト系がほとんど含まれていないものが圧倒的に多かったと思うのですが。
技術の進歩に伴い、現在だと色んなエフェクトが利用されてますよね。
全文表示だとそれらエフェクトが少なめなイメージがあるのかもしれません。
固定観念ってやつですが。
みなさんがよく使う言葉に シンプル という便利な言葉がありますが、シンプルの意味を取り違えてんじゃないかなー… と思うこともしばしば。
全文表示タイプというのは記事本文で利用した画像もそのまま表示されます。
本文に5点掲載されているのならば、その5点全てトップページでも表示されることになります。
画像というのはローディング負荷に直結する要素ですので、1ページあたりの掲載数というのは考えてしかるべきものなのですが。
みなさん記事を書く時にトップページに全部でいくつの画像が表示されることになるのか、これを考えながら書いている方は稀ではないでしょうか。
単純に1記事あたり画像5点、各画像の容量が500KBだとします。
トップページの表示記事件数が10だとしますと
500×5×10 = 25MB
25MBですよ!25MB!(笑)
そら重たいわー (´・ω・`)
でも実際そういうページになってる方はものすごく多いです。
- 画像の容量削減を怠らない(長辺1000px程度、容量100KB前後で収める)
- 追記 を上手に利用する
- 1ページあたりの記事掲載数をコントロール(5〜8件が妥当か)
画像容量は削減しましょう
画像は小さくしすぎてもアカンのですよ。
高解像度ディスプレイで閲覧している場合、画像のサイズが小さすぎるとぼやけてしまいます。
それから最近だとスライダーなどを用いているテンプレもありますので、今はスライダーが無くともいずれ導入するかもしれませんよね。
やっぱり長辺で1000px程度は確保しておきたいところです。
ですから
画像容量削減 = サイズ縮小
とは考えない方が良いです。
追記を利用しましょう
長文になることがわかっているならば、本文と追記は切り分けるべきです。
ちょっとことでみなさんの勘違いを指摘したい。
トップページで記事内容全文が読める方が閲覧者にとって便利
これはもうクロマニヨン人的な考え方です。
今は 大スマートフォン時代 ですよ。
トップページでの長文記事連打は見てる方が嫌になります。
海外では要約表示が圧倒的に多い、というか全文表示なんてほとんど見かけません。
それは
- トップページは 目次 である、という意識
- 個別記事を開いてもらってナンボ という意識
があるんですね。海外では。
つか、本来は日本もそうだべ。
トップページで全文が読めてしまうものならば、閲覧者はわざわざ個別記事(パーマリンク)を開いてはくれません。
SEOを気にする人はこれはアカンやつ。
大事なのは 個別記事単位の評価 ですYO
それが合わさってサイト全体評価となり得ます。
そういう意識を持ってみると追記の使い道がわかるのではないでしょうか。
もし懇意の閲覧者が
「トップページからワンクッションでないと記事が読めないから不便…。」
というクレームが届いたならば(実際多いですよ。これ)
当たり前じゃん
と言ってやりましょう。
だって当たり前なんですよ?
それは本を購入して「目次のページに全部記載しろ」って言ってるようなもん。
トップページというのは
記事を選んでもらい その記事へ 誘導する ことを目的とするページです。
その一番良い形が「要約表示」というカード系やリスト系のレイアウトになってくるのですが、本記事は全文表示自体を否定する意図ではありません。
(実際全文表示テンプレもリリースしとるし)
はてなブログやAmebaなども、時代に沿ったデザインということでリスト系テンプレートを追加してます。
(はてなはレスポンシブもあるよ!)
トップページ記事数が長文で20件とか30件とか。あるいは逆に1件とかホントやめてくれ
やめて欲しい。個人的に(笑)
トップページ長文が(場合によっては)ウザくてクッソ重たいというのはこれまで書いた通りですが、逆に極端な「1件のみ」表示。
えと。個別記事の意味 (´・ω・`)
目次にすらなってない。
その選択はいつも来てくれてる人に【これが最新の記事でーす】と伝えることだけに特化しているもので…。
まぁいいや。なんかめんどっちくなってきた ←
めちゃくちゃ重たいSNSシェアボタン
ブログ個人設定で表示させる各SNSの純正アイコン。
これすっごく重たいんですよ。
と、ここで次回申請予定の全文表示タイプテンプレートでの実験。
これらシェアボタンがどのぐらいローディングスピードに影響を及ぼすのか。
● 1ページあたり掲載記事数 10件
● 画像各記事1点(100KB前後)、1ページ合計10点
【SNSボタン非表示】
【SNSボタン表示】
ローディングが完了するまでの時間が赤字部分です。
webページの表示は1秒以内なら「すごく速い」1秒台なら「速い」2秒以上「遅い」4秒以上「イライラ」
というのが体感の目安です。
で、検証に利用したテンプレはページ遷移にフェイドイン&アウトのエフェクトを入れてあります。
それを省けばそれぞれもう少し速くなります。
フェイド系のエフェクトを入れてみるとローディングの速度がよくわかるんですよね。
エフェクトの無いページだとファーストビューの確保ができていれば気づきにくいですが、実際にはまだローディング中だったりします。
それがフェイドを入れるとモロバレ。
で、この結果をご覧頂くとわかる通り、4秒台のページは各記事に
・ Facebook
・ Twitter
・ 拍手
の3つを表示させてます。
1ページ合計で 30 のボタンが表示されていることになります。
まさにFU○Kな状態ですよね。4秒てアータ
SNSシェアの表示・非表示は私が強制できるものではないので、フェイドエフェクトは取り除こうかと思ってます。
じゃないと要件を満たしてしまった方は4秒台またはそれ以上の時間がかかるわけなので。
まぁ… ちょっと考え中 ^^;
私のテンプレートにデフォルトで導入しているSNSボタンはほとんど負荷はかかりません。
各社のAPIを利用せずリンクのみでの実装なのでこんなアホなことは起こりません。
もうホント全然違うからね。SNSボタン有りと無しとのローディング時間。
ちなみに一番遅いのはTwitterです。SNSシェアの中でもダントツに遅い(重たい)
全文表示にはこういったリスク(?)もあるんですよねぇ (´・ω・`)
なので一時期はトップページにSNSボタンを「出さない」「出す」を選べる仕様にしていましたが、どうもみなさん戸惑うみたいで。
だから辞めたんだけどもね。最近のは「出る」ように統一しています。
要約表示は基本的にトップに純正ボタンは出てきません(出しません)
ってゆーかね、トップページで全て済ませようと思ったらダメよ。やっぱ。
しまいにはコメント欄も付けてくれって言う人が出てきそうな(実際あったけど)
何度も言いますが、トップページはそういう役割のページじゃございません。
まとめ
一番言いたいことは
- トップページの存在意義を間違えないこと
- 個別記事誘導の重要性を認識すること
- SNS純正ボタンはマジ重たくてクソ
という感じでしょうかね。
特にページ毎の存在理由というか本来の用途の意味を知ると自動的に「追記を使う意味」なんかもわかってくるのではないかと。
トップページは「一見さんでもお目当ての記事がわかるようにしておく」ことが大事かと思います。
長文でしかも全文だとそれは無理でしょう?探しづらいったらないですよぅ。
んでも全文表示のテンプレートは今後も作って行きますけどね (´・ω・`)
There are no comments yet.